アレルギーと薬に関する学習会

講師は　八千代病院
小児薬物療法認定薬剤
小児アレルギーエデュケーターの
近藤佳代子先生です。

事前に使用している薬の調査を行い、具体的な内容でお話をいただきました。

アレルギーの仕組み、主な症状など基本的な学習を行ったあと、薬の種類や目的など丁寧に説明していただきました。例えば抗ヒスタミン薬やステロイドなど、どのように作用するのか、どんな副作用があるのか、ひとつずつお話しいただきました。

会場からは「朝、抗アレルギー吸入薬で夜、ステロイド吸入薬を使っている」など原則的ではない薬の使い方をされている方からの質問や、「ジェネリックの選び方」についての質問、「薬をやめるタイミング」についての質問などがありました。
薬をやめるタイミングについて、塗り薬は「肌の再生を考えて1ヶ月我慢する」、ぜんそく薬は「JPACという基準がある」などというお話が印象的でした。
熱心な質問が続いて、予定時間が大幅に過ぎてしまいました。また改めて企画したいと思います。
なお、八千代病院では薬剤師、看護師によるエデュケーター外来が行われているそうです。八千代病院の受診が前提で、予約制となりますが、スキンケアや生活管理などゆっくりと相談にのってもらえるようです。