安城市民活動情報サイト特定非営利活動法人コミュニティサポーターほっぷブログ真夏日の中、明祥中学校で中学生防災隊防災教室が開催されました

真夏日の中、明祥中学校で中学生防災隊防災教室が開催されました

公開日:2023年09月21日 最終更新日:2023年09月21日

皆さん、こんにちは。2023年9月19日は安城市立明祥中学校で中学生防災隊防災教室が開催されました。この中学生防災隊防災教室は毎年、安城市内の中学校全8校で行われ、学校のリクエストによりさまざまな形式で開催され、防災意識を高める重要な機会となっています。

今年の教室では、1年生140人を対象に、地震をテーマに行われました。
まずミニ講話です。この地域は、過去に三河地震による家屋倒壊によって、多くの犠牲者を出しました。体験者から語り継がれた経験から、生徒たちは真剣に耳を傾け、地震のリスクについて学びました。

ミニ講話のあと、4つのテーマに分かれて体験をしました。
それぞれのテーマについて、簡単にご紹介しましょう。

1. 地震をイメージする目黒巻き(めぐろまき)ワークショップ
このワークショップでは、災害イマジネーションという地震が起きたら、どんなことが起きるか、自分はどんな対応をするか、また、どのように対策をしたり備えをしたらよいかをイメージして、それを時系列にワークシートに書き込んで自分の地震物語をつくり、想定外のできごとに備えることで防災意識を高めました。

2. 家具転倒防止ワークショップ
地震の際、家具が転倒することが危険です。このワークショップでは、家具の転倒、ガラスの飛散を防ぐ方法について学び、安全な生活環境の重要性を理解しました。

3. 非常用トイレワークショップ
災害時にはトイレの問題が深刻な課題となります。このワークショップでは、地震でライフラインが止まってしまったときの水洗トイレの使い方について実践的に学び、災害時の生活を考えました。

4. 災害ボランティアについて
このテーマでは、被災地での復興活動で大活躍する災害ボランティアについて学びました。災害ボランティアの活動など情報が提供され、地域への貢献の重要性が強調されました。中学生の皆さんが、地域社会において役立つ方法について考える機会を持ちました。

このような防災教室は、将来の地震や自然災害に備え、地域全体の安全を確保するために不可欠なものです。
生徒たちは積極的に参加し、防災意識を高める貴重な経験をしました。

ボランティア募集概要はこちら

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